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三菱重工業株式会社 企業情報

Jul 30, 2023Jul 30, 2023

プレス情報

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・アンモニア燃料船舶から発生する余剰アンモニアを安全に処理する実証設備が完成・アンモニア燃料供給システムと周辺機器からなるシステムパッケージ「MAmmoSS®」の上市に向けた実証実験を開始

アンモニアガス軽減システム(AGAS)実証設備

東京、2023年8月21日 - 三菱重工業(MHI)グループの三菱造船株式会社は現在、アンモニアの利用をサポートするアンモニアハンドリングシステム「三菱アンモニア供給安全システム(MAmmoSS®)」の開発を進めています。船舶からの温室効果ガス(GHG)排出量を大幅に削減する手段として注目されている船舶燃料としてのアンモニア。 三菱造船は、この開発プロジェクトの一環として、余剰アンモニアを安全に処理するMAmmoSS®のサブシステムであるアンモニアガス除去システム(AGAS)の実証試験を開始しました。

三菱造船は、長崎地区三菱重工総合研究所のAGAS実証設備を活用し、アンモニア船上での運用を想定した様々なシナリオでの処理性能の実証試験を実施するとともに、関連機器メーカーとの連携による海事産業の裾野の拡大を検討していきます。開発されたアンモニア関連技術は、さまざまな産業に応用され、安全な取り扱いをサポートしていきます。

MammoSS® は、AGAS に加えて、高圧/低圧アンモニア燃料供給システム (AFSS) やアンモニア燃料タンク システムなど、いくつかのサブシステムで構成されています。 MAmmoSS®の重要な特徴は、これらの各サブシステムをモジュール化できることであり、三菱造船は複数のエンジンとボイラーで構成される船上プラントに最適なモジュール構成をパッケージで提供できます。

三菱造船は今後も、三菱重工グループのエネルギー転換推進戦略に沿って、輸送船建造で培ったアンモニアハンドリングの技術とノウハウを結集し、船上アンモニアハンドリングシステムメーカーとして、高品質な製品を提供してまいります。安全性と信頼性を重視。 さらに、三菱造船は、海事システムインテグレーターとして、アンモニア燃料船の造船エンジニアリングサービスや建造支援など、お客様のニーズに合わせたサービスを提供することで、海洋物流のさらなる発展と地球規模の環境負荷低減に貢献してまいります。ニーズ。

MAmmoSS®モジュール(イメージ)

三菱重工業 (MHI) グループは、エネルギー、スマート インフラストラクチャ、産業機械、航空宇宙、防衛に及ぶ世界有数の産業グループです。 三菱重工グループは、最先端の技術と深い経験を組み合わせて、カーボンニュートラル世界の実現、生活の質の向上、より安全な世界の確保に役立つ革新的な統合ソリューションを提供します。 詳細については、www.mhi.com にアクセスするか、spectra.mhi.com で当社の洞察やストーリーをご覧ください。